「バイオトイレ」サンツール

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水を使わない「バイオトイレ」サンツール
未来のこどもたちへ きれいな水と、きれいな環境をのこす 地球にやさしいトイレです。

バイオトイレ 本日の問い合わせ

2009年03月09日

徐々に花粉が飛びかう季節になってきました。
外出の際は、マスクとサングラスが欠かせません。
先日、スキー用品店で「これこそ探していたものだ!」という究極のサングラスを見つけました。


このサングラスはゴーグルのようにレンズの周りにパッドが付いているため、顔面にしっかりとフィットして花粉の侵入を防ぐことが出来ます。
バイオトイレの仕事では車を運転することが多いため、サングラスタイプの花粉対応メガネを探していたので、見つけた瞬間の喜びは半端ではなかったです。しかもセール品だったため、もちろん速攻で買いました。


このサングラス、非常に気に入っています。車を運転している時は最強です。
しかし、街中を歩く時は・・・、ちょっとダースベーダーが入ってしまい、特に夜間は怪しさ満点です。
職務質問される前に、やっぱり透明な花粉対応メガネも買うべきかどうか迷っています。。。

さて、今日のお問い合わせは関西からです。
ある公共施設での設置に関するお見積の依頼です。
他社製品と競合する可能性もありますが、まずは当社からのベストプライスをご提示させていただく予定です。
当社はベストプライスだけではなく、設置した後の細かいフォローなど、見積提出時にはなかなかご判断いただけない部分での努力を惜しみません。


バイオトイレは設置するまでの仕事は半分であり、残りの半分は設置した後、お客様が快適に継続使用できるようにフォローしていくことが大事だと考え、その部分に非常に力を入れています。
メーカーとして当たり前のことをコツコツと地道に、お客様の視点に立つことを忘れずに続けていくことが当社が社会に存在している役目だと思います。

バイオトイレ 本日の問い合わせ

2009年02月27日

寒い日が続いていますね~。


今日は渡良瀬遊水地に設置してある他社製のバイオトイレの部品交換を行いました。
本来であれば、自社製のバイオトイレの管理のみを行えば良いのですが、他社製とはいえ同じ敷地内にあるバイオトイレであり、お客様からのご要望もありましたので、当社で修理作業を行いました。まずは「お客様にとって最適な解決策はなにか?」を導き出すのが重要ですから。


本日は、設計事務所さんから山のハイキングコースにバイオトイレを設置したいというお問い合わせをいただきました。設置条件をお伺いしていると一番の難題が・・・
・・・電気が通じていないのです。


これはどのメーカーのバイオトイレにも共通している課題ですが、電気が通じていない場合はトイレの処理能力が大幅に減少します。ソーラーパネルなどで供給される電源ではヒーターを温めるだけの電力をまかなうことは難しく、し尿(特に小便)が蒸発し切らずにオガクズがべちょべちょになってしまいます。使用頻度が少ないトイレであれば、これでも充分に稼動するのですが、一日数十人が使用するとなるとすぐに使えなくなってしまいます。


これらの問題を解決するために、当社では現在、オガクズよりも蒸発・発散能力に優れた「炭」を活用し、小便と大便を個別に処理するトイレを開発しています。このトイレは50W以下の少ない電力で稼動するように設計されており、現在実用実験に入っております。まだ解決しなければならない問題は色々とあるのですが、一日でも早く世に送り出したいと考えています。

バイオトイレ 本日の問い合わせ

2009年02月23日

今日の東京地方は一日中冷たい雨が降っていました。

羽田空港のD滑走路建設現場に設置してあるトイレのメンテナンスの予定でしたが、雨と風が強くなってきたために途中でキャンセルとなってしまいました。この現場はとても過酷な現場であると同時に、現場までの往復は通船を使うしか手段が無いため、自然との戦いの一面もあります。建設作業員の方々の日々の努力には本当に頭が下がる思いですし、その方々が快適に仕事が出来るように「排便」の部分での縁の下の力持ちであり続けたいと心底思います。

さて、本日は大阪の設計事務所の方から電話にてお問い合わせがありました。早速、トイレ本体の図面やお見積書などをご送付させていただきました。

また、かねてよりお打ち合わせを重ねさせていただいておりますミレニアムシティ様より、今年の秋に納入予定のトイレ本体の仕様変更に関するご連絡がありました。当社は出来る限りお客様のご要望を製品に反映させることを重視しておりますので、重要部品以外の仕様変更などには柔軟に対応させていただいております。

明日は木更津の組立工場で作業予定です。天気は良くなりそうですが、花粉がブンブン飛びまくりそうで怖いです・・・

ヤフー子会社社長の逮捕

2008年04月24日

前回のブログ更新から、あっという間に一ヶ月が過ぎてしまいました。
この間、3月の年度末ということもあり、トイレの納品が立て続けにあり、非常に忙しくしておりました。
この不況の時期に忙しくさせていただけているということは、とても幸せだと思います。
身体はシンドイですが、そこは普段から鍛えていますので大丈夫でしょう。

そんな忙しい中、当社で使用しているレンタルサーバー屋さんから一通のメールが来ました。
ファーストサーバーからの社長交代を知らせるメールだったのですが、突然の社長交代のメールに「なんかおかしいな?」と思いながらも、その時は忙しかったので放置していました。

本日、ブログを更新しようとしたときにこの件を思い出し、ネットで調べたらビックリしました。
新幹線で全裸になった男の事件は携帯ニュースで知っていたのですが、それがファーストサーバの社長だったとは思いもしませんでした。当社ではファーストサーバがまだ「クボタ」と言っていた時代から使っていますので、かれこれ8年近くになると思います。

まぁ、レンタルサーバの能力と、そこの社長の性癖はリンクしていないので、言ってみればどうでも良いことでもあり、今回の件によってサーバを移転するということも(面倒なので)無いと思います。
ただ、「なぜなんだろう?」という気持ちが強くあります。写真を見ると真面目そうな方ですし。

確かに社長は孤独な職業であり、ファーストサーバほどの規模になれば、プレッシャーも大きかったとは思います。私も自分の中に、営業マンと財務オヤジが同居しており、アクセルとブレーキのタイミングを計るのがとても難しい毎日です。アクセルとブレーキを一緒に踏むと会社が潰れてしまうので交互に踏まなければなりません。そのタイミングを自分ひとりの中で決めるのが難しく、プレッシャーもかかります。しかし、それが社長業であり、それに耐えるだけの知力を進化させ体力をキープするのが私の仕事のひとつでもあります。

岡田さんはそのプレッシャーが、公衆の前での「全裸」という反社会的な行動に現れてしまったのでしょうか。私も学生時代は酒飲んで全裸で踊ったりしたことはありますが(笑)、さすがに今はできません。というよりも、そういう行動を起こす前に、社員や家族、お客さんや銀行などの利害関係者のことが頭をよぎり行動に移せないでしょうね。その一瞬ですべてが破滅して、おびただしい人々に迷惑をかけることになるわけですから。

やっぱり一種の心の病だったのでしょうか・・・

羽田空港の拡張工事現場(2)

2008年03月19日

(その1)からの続きです。。。

次に思ったのは「日本の技術力ってすごいんだなぁ」ということです。私は土木建設のド素人なので実際の細かい技術などまったく分りません。しかし、あのような海上にゼロの状態から滑走路を作るということだけでも、様々な高度な技術の蓄積が無ければ出来るわけないと思います。

例えば、見たことも無いような巨大な重機で直径3m以上もある杭を打ち込む作業を見ただけで、単純に「どうやって直角(垂直)を出しているのだろう?」と思ってしまいました。全長が数十メートルもある杭ですから、コンマ数度傾いただけで頂上部では大きな傾きになってしまうでしょうし、一度打ち込んでしまったらもう修正することは不可能だと思うので、全ての杭打ちがミスの許されない一発勝負の繰り返しだと思います。

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これって文字にしてしまうと簡単に見えてしまうかもしれませんが、実際にそれを完遂するためには、途方もない技術力が必要だと思われます。

また杭打ち以外にも、色々な部品(と呼べるのか?)を組み立てるわけですが、これにしてもどうやって垂直度や平行度などの精度を出すのか、まったくもって想像すら出来ません。きっとものすごい技術なのでしょう。全てが海の上にある関西国際空港を完成させている国なので、その技術水準の高さはすでに証明されているとも言えるでしょうが、実際に工事をしている現場を見ていると、ひとつひとつの作業の技術レベルの高さに、技術立国ニッポンの片鱗を見た気がしました。

そういう視点で見ると、各地のダムや原子力発電所、大規模なトンネルや橋など、普段何気なく当たり前のように使っている公共施設が、実はこのような高度な技術とそれを形にする現場の職人さん達の努力の結晶であるということを改めて感じます。さらに言うと、税金の無駄遣いという理由だけで、このような高い技術の土木工事が削減されていくということが、この国の未来にとって本当に幸せなのかどうかという疑問も湧いてきます。

私は決して公共工事推進論者ではなく、むしろ逆の立場の考えを持っている人間ですが、そんな人間ですらある意味「感動」させてしまう迫力がこの現場にはあるのでしょう。しかし、環境の面から考えると、これまた別の思いがフツフツと湧いてきます。

(その3)に続く。。。

羽田空港の拡張工事現場(1)

2008年03月17日

みなさんご存知かと思いますが、現在、羽田空港では新しい滑走路の建設工事を空港の沖合いで行っています。埋立地での建設ではないので、全てが桟橋=浮島のような状態での建設になります。現場では直径3mほどの杭を海底に無数に打ち込んで、その上にデッキを建設しています。先日、その工事現場にトイレを納品してきました。納品に関する詳しい内容は納品実績のページをご覧いただきたいのですが、ここでは、納品には直接は関係ないものの、生まれて初めて大規模な公共工事の現場に立ち入った私が感じた思いを数回に分けて書きたいと思います。

まず思ったのは現場で作業している作業員の過酷さです。私は生まれてこの方、大規模な公共事業の建設現場に実際に足を踏み入れたことは無く、頭の中だけで「あんなこと」や「こんなこと」を勝手に想像していたのですが、実際の現場はその想像を軽く超えていました。特にこの現場は、作業場まで船で30分くらい揺られないと辿り着けない現場であり、それだけで船の揺れに弱い人はアウトです。

小さな漁船のような船に30分ほど揺られてやっと現場に着きます。

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海上の沖合いですので当然のごとく風が強く、安全通路は確保されているものの私のような小心者にとっては非常に危険に感じます。作業デッキから海面まで30mくらい高さがあるので「落ちたら死ぬかも」という恐怖感は常にあります。もちろん、そんなことが絶対に無いように2重、3重の安全策が取られているので、実際には事故は起こらないのでしょう。でも、怖いものは怖いですから。

このような過酷な現場でも、それぞれの持ち場でテキパキと作業をしている職人さんたちは、たとえ慣れているとはいえ尊敬に値すると思います。しかも年間を通じてこのような過酷な現場で仕事をするわけですから、その苦労は私のような一般人には計り知れないものがあると思います。高速道路や高層ビルなども、この現場と同じように、このような方々の努力の上に成り立っていると思うと本当に頭が下がります。

(その2)に続く。。。

東京駅でスイカが使えない!?

2008年02月12日

先日、バイオトイレ営業の出張で新幹線を使ったときの話です。

めずらしくかなりの余裕を持って新幹線ホームに着いた私は、新幹線の中で食べる弁当と飲み物を買おうと思い、東京駅の新幹線ホームにある売店に入りました。なかなか美味しそうな「豚てりやき弁当」なるものを発見し、それとお茶を手にレジに向かいました。そして支払いのときに「スイカで払います」と売り子のおばさんに告げると「使えません」とつれない返事。。。


まさか新幹線のホームでスイカが使えないなんて事は想像もしていなかったので、念のため(といいながらもちょっとムッとしつつ)「東京駅のこの場所でスイカが使えないんですか?」と問いかけると「ここはJR東海ですから」とひとこと。なぁるほど、そうですか・・・ってそんなアホな!まったくの予想外の展開に唖然とした私は「あ、そうなんだ、東海なんだ・・・」と呟くのがやっとの状態で現金で支払い売店を出ました。


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東京近郊にお住まいでない方はピンと来ないかもしれませんが、現在東京近郊ではJRと私鉄、地下鉄、バスと、ほぼ全ての公共交通機関は一枚のスイカ(あるいは私鉄系のパスモ)で移動することができ、駅の中のコンビニや売店、喫茶店、レストランはもとより、駅ビルを遠く離れたファミリーマートなどの一般的なコンビニでもスイカの電子マネー機能で支払いを済ませることができます。「こんなところでもスイカで払えるんだ」という場所が続々と増えています。


そんな中で、JR東日本のお膝元の東京駅の、しかもドル箱の新幹線のホームの売店でJR東日本のスイカが使えないというのは、国の官庁の縦割り行政を彷彿とさせる出来事でした。JRと私鉄と地下鉄が同じカードで決済できるのに、なぜ同じJRグループの東日本と東海がダメなのか。。。JRも一応は民間企業ではありますが、一般的な民間企業の常識からは考えられない無作為だと思います。高速道路は地域によって使えるETCの区別など無いわけですから。


利用者の立場からすると、新幹線のホームにある売店がJR東日本管轄であろうがJR東海管轄であろうが、まったく関係ないことであり、そこに「縄張り」を持ち出されると不便な事この上ないのは容易に想像できると思うのですが。JRには駅ナカ商売に力を入れる前に、こういった基本的な足元の利用者本位の営業努力をしていただきたいものです。

船場吉兆の再建に思うこと

2008年01月25日

「ささやき女将(おかみ)」とか「腹話術女将」などと、マスコミから散々揶揄されていた高級料亭「船場吉兆」の湯木佐知子氏が、自身が社長となり民事再生法による会社の再建を目指すこととなりましたね。なんと、おん歳70歳での社長就任です。


私の父親も76歳の今でも現役でお客様のところに営業に行ったりしていますので、そういう人間を見ている側からするとたいした驚きでもありませんが、一般常識で考えて、70歳から社長になって会社を立て直すというのは、並大抵の体力・気力で出来ることではないと思います。


湯木佐知子氏の社長就任に関しては、多くのマスコミが否定的に報道していましたが、私はそうは思いませんでした。確かに、あれだけの事件を引き起こした経営陣の一角を占めていた人間ですから、その社会的・道義的責任は大きいと思いますが、船場吉兆という特殊な会社を本気で再建させようとしたときに、きっと彼女以外の誰も彼女ほどの本気と危機感を持ってやる人はいないだろうという気がします。


惜しむらくば、いい年をした二人の息子がもう少し社会人として成長していれば、他の選択肢もあったのでしょうが、社長としてあのような記者会見をしてしまった以上、もう仕入先にもお客様にも会社の代表者として信用されることはないでしょう。まして全く違う環境からの第三者が再建請負人として乗り込むには、あまりにも特殊な企業体なのではないかと思われ、また誰も好き好んでババを引きたくはないでしょうから、結局は70歳の湯木佐知子氏の登場しか選択肢がなかったのではないかと思います。


ニュース番組で佐知子氏が路上を歩いているところを追いかけながらインタビューしている映像がありましたが、そのときの佐知子氏の腰を曲げて歩いている姿は、あの記者会見での凛とした姿ではなく、本当に普通のおばあちゃんでした。その姿を見て「あぁ、この歳になってマスコミに追いかけられ、好き勝手言われて、これから会社を立て直して当たり前みたいな評価をされるんだろうなぁ」と思って、とても哀れに思えてしまいました。もしそれが佐知子氏の作戦であれば、私もまんまと乗せられているわけですが。。。


私は高級料亭などとは無縁ですので佐知子氏と出会うこともないでしょうが、こっそりとひそかにエールを送ってあげたいと思っています。

ジングルベ~ル♪

2007年12月11日

ちょっと油断していたら、前回のブログアップからあっという間に一ヶ月近く経ってしまいました。街にはジングルベルが流れまくり、あちこちでクリスマスグッズを販売する特設ワゴンが出され、いやがおうでも年末に向かってのカウントダウンの気分にさせられます。


私が昔、あるキャラクター会社のサラリーマンだった頃、クリスマスの時期は決まって「販売応援」という名目であちこちのデパートなどの店頭に狩り出され、声を限りにクリスマスブーツやキャラクター商品を売りまくってました(もちろん休日出勤や残業手当など付くはずもなく)。


白い猫のキャラクターにとってはクリスマス時期というのは一番の稼ぎ時だったので、12月だけは「全社員は販売員として売りまくれ!」という大号令が社長から発せられ、所属部署に関係なく全員が土日を潰して店頭に立つのが年中行事でした。


渋谷の街角をフラフラ歩いている酔っ払いのおじさんには「酔い覚ましにブーツどうですか?」、手をつないで幸せそうに歩いているカップルには「幸せのブーツをおみやげに!」などと、まあ今から考えるとよく殴られなかったと思います。それでも、声をかけただけ売上は上がっていくんですね。不思議なものです。


そういう特設ワゴンというのはほとんどが屋外にあり、その寒さたるや尋常じゃなく、男の私はまだしも、女性の応援社員は本当に大変な仕事だったと思います。いくらタイツをはいていたって、一日中真冬の屋外にいるわけですから。あの頃は、「早く人並みにクリスマスや正月を楽しめる人間になりたい」と切実に思ったものでした。


でも実際にその会社を辞めて、自分も人並みのカレンダーで動けるようになってみると、自分が描いていたほどの感動はなく(まあ、身体は休めることができますが)、「こんなもんか」という感じですね。「隣の芝生は青く見える」とはよく言ったものです。「じゃあ、もう一回やってみる?」と言われたら、ご丁重にお断りしますが。。。


みなさま、楽しいクリスマスをお迎えください。

炭化・発酵リサイクル研究会

2007年11月19日

11/18(土曜日)に、明星大学理工学部 環境システム学科の教授である吉澤秀治先生が主宰されている「炭化・発酵リサイクル研究会」の研修会に出席してきました。吉澤先生には当社のバイオトイレ「サンツール」の技術面での学術的なバックアップをいただいており、日頃から非常にお世話になっている方です。


研修会では様々な分野のプロフェッショナルの方々が、炭化技術や発酵技術に関する最新の動向を発表され、非常に面白く、また知見に富んだ内容でした。


特に面白かったのがベンチャーバイザー代表取締役の藤岡賢士氏による「ビジネスの側面から捉えたバイオマス技術」に関する発表で、いくら良い技術でも儲からなければ長続きはしないという、当たり前ではあるけれども非常に難しいポイントを詳細に解説していただきました。


我々は「少しでも世の中の役に立つような技術を発展させよう」という志はひとつですが、そのビジネス化の手法は様々です。儲け主義に走れば市場から淘汰されますし、ボランティアのような仕事を続けていては長続きはしません。せっかくの技術をいかにしてバランス良く世の中に提供していくかが頭の使いどころです。


当社のバイオトイレ「サンツール」も、いかにしてトイレ問題で困っている人々に我々の技術を知っていただき、費用対効果の素晴らしさを理解していただき、そして実際に設置して喜んでいただけるか、という軸をしっかりと持って努力を続けていきたいと思います。


キャノン勝訴、エプソン敗訴、今後はどうなる?

2007年11月12日

日本の2大プリンターメーカーの補充用インクカートリッジに対する最高裁判所の判決が2つに分かれました。キャノンの特許は有効とされリサイクルメーカーの控訴を棄却したのに対して、エプソンは特許自体が無効とされリサイクルメーカーが勝訴しました。素人目にはエプソンのカートリッジの方がICチップなどを搭載しているので特許性が(なんとなく)高いような気がしていましたが、いずれにしろ今後の両者の対応が見ものです。


そもそもあれだけの精密な部品で組み立てられているプリンターが、中堅モデルでも店頭で3万円前後、ネットで探せば1万円台で購入できること自体がすごいことだと思います。これはデジカメでも言えることで、800万画素を超える高性能デジカメが2万円前後で購入できるなど、数年前までは考えられない価格になっています。これらは競争原理が生み出した消費者利益とも言えると思います。


個人的には「プリンターを消費者に安く販売して消耗品で儲けていく」というビジネスモデル自体は全く問題ないと思います。しかし今回はここに「リサイクル」という概念が入ってきている点が注目に値します。元来、消耗品=使い捨てというイメージでしたが、消費者の中に「簡単に使い捨てることへの疑問」というものが生じてきているのではないでしょうか。もちろん、リサイクルするとかえってコストが高くなってしまうようなものもありますが、インクカートリッジでは「捨てない」+「安い」=「自分に利益があるエコ活動」という図式が成り立ち、急速に世の中に広まったのではないでしょうか。


エプソン、キャノンも使用済みカートリッジの回収をしていますが、それは再生使用するためではなく、破砕処理して別の製品として生まれ変わらせているようです。そしてそこには「消費者への利益」という視点が全くありません。カートリッジ回収箱に使用済みカートリッジを入れても「ありがとう」のひと言もないわけです。一方、リサイクルカートリッジはカートリッジ自体を再生使用していてなおかつメーカー純正品より安いわけですから、あきらかに消費者にとっては「環境に良いことしている感」と「お得感」があるでしょう。インク注入式に至っては、自分でインクを補充するという行為があるため「これぞリサイクルの決定版」とも言えるような満足感があります(実は私もこの方式を愛用しています)。このような消費者心理をいかにして満足させる対応が出来るかが、今後の2社に課された命題ではないかと思います。


メーカーとして決して忘れてはいけないことは、「お客様に満足していただいた結果として対価をいただくこと」だと思います。もちろん「安全な使いやすい製品を作る」ことは重要ですが、それはメーカーが製造者として存在するための当たり前のことであり、そこに注力するあまり一番大切な消費者(使用者)の視点を忘れてしまうと、いくら良い製品でも市場から締め出されてしまうと思います。エコ製品を製造・販売している当社も、この「消費者の視点」というものを今まで以上に大切にして、メーカーと消費者が「Win-Win」の関係になるような製品開発を続けていきたいと思います。

中国版RoHSに思うこと

2007年03月28日

RoHSという言葉をご存知ですか?製造に関連した仕事をされている方はご存知の方も多いと思います。ひと言でいうと、EU(欧州連合)で策定された「電子・電気機器における特定有害物質の使用制限」に関する取り決めのことです。現在、EU加盟国においては、一定基準以上の鉛や水銀、カドミウム、六価クロムなどを含む電子・電気機器を流通させることはできません。一般消費者としては、これらの有害物質が携帯電話やテレビ、パソコンなどから排除されるのは当然のことですし歓迎すべきなのですが、実際に製品を作っているメーカーはもとより、その下請け企業にとっては頭の痛い問題であることも事実です。

当社はバイオトイレ「サンツール」の他に、金型や特殊治具の製造工場を営んでおりますが、例えば最近では部品へのメッキでこのRoHS準拠という文字が図面に記入されていることが増えています。当社にはメッキ設備がありませんので、メッキは外注さんにお願いしているのですが、その品質は当然のごとく当社が保証しなければなりません。お客様によっては詳細な書類の提出が求められる場合もあるので、当然その分の手間が増えることになり、当社にも外注さんにも負担となります。安全な製品を提供するためには当たり前の作業なのですが、「なにもそんなことまで」という部分もあり、正直言って痛し痒しな部分もあります。

このような非常に細かい品質規制であるRoHSを、中国政府が自国用にリメイクして2007年3月1日に発効しました。基本的な内容はEUのRoHSと似たようなものなので、中国内の製造業は厳しい対応を迫られています。

ご存知の通り、中国はエネルギー消費大国です。電気や鉄鋼などはその代表格ですが、例えば中国の一般市民は「節電」という省エネ行為からは無縁の日常生活を送っているように私には思えます。それは日本の昭和30年代と同じように、GNPがうなぎのぼりで上昇するなかで、省エネよりも生産増大を重視しているからだと思います。中国にとって不運だったのは、40~50年前は世界中の多くの人が「エネルギーの効率的な消費」などを気にもせずに、とにかく車や船舶、電化製品などの生産を増大することに集中できたのに対して、現代ではそのような生産行為は「不都合な真実」になってしまっている点です。

先日閉幕した全人代でも中国政府はエネルギー効率の向上、環境保護を今後の政策の重要テーマに挙げていましたが、その理念が一般国民に浸透しているかというと非常に大きな「?」です。国民が豊かになるためにはGNPを増やさねばならず、もちろん国民もそれを望んで日々一生懸命に働いています。一方では省エネや環境保護も強化せねばならず、これはある意味、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものです。

中国版RoHS規制もこのような政策の一環として策定されたのでしょうが、果たしてそこまで踏み込んだ環境対策が現時点で必要か?絵に描いたもちになってしまうのでは?との気持ちが拭い去れません。このような先進的な規制を導入するよりも、国民に分かりやすい政策を草の根レベルで発展させていった方が、より先進的だと思うのは私だけでしょうか。例えば、「今すぐ水洗トイレを廃止して、今後すべてのトイレをバイオトイレにし、中国を世界一水がきれいな国にする」とか。そうなると嬉しいですね~。

木村剛氏の講演会

2007年01月26日

今日は、私が参加している異業種交流会「C-21」のからみで、東京都中小企業振興公社主催の講演会に行ってきました。講師は知る人ぞ知る木村剛氏です。年齢的には私とほぼ変わらないのですが、官僚畑から飛び出して、外資系金融会社を立ち上げたという、全く違う土壌での体験談は非常に面白かったです。
私は新卒で就職するときに、役所や金融などは全く眼中に無く、結果的にはサンリオというとてもやわらかい会社に就職したのですが、「同じ時代を生きてきても土俵が違えばこんなにも経験値が違うんだなぁ」と感慨深いものがありました。
私の場合は、キティちゃんからバイオトイレへと、なんだかよく分からないつながりで自分の夢を追いかけていますが、木村氏も様々なフィールドを経験しながら、「まだまだこれからだぁ!」というオーラがバリバリに出ていました。
木村氏の話で大いに共感したのが「お客様あっての自分」というスタンスを強く持っていたことです。これは万事に言えることだと思いますが、社員の給料、会社の運営費、その他諸々のお金というのは、全てお客様の財布からいただいているものです。私が今日ご飯を食べられるのも、お客様が自分(あるいは会社)の財布から身銭を切ってくださるからです。
裏を返せば、お客様に信用されなくなった時点で即アウト!ゲームセット!ということです。そして、これは非常に「言うは易し」な言葉であるが故に、そのことを真に実践するには様々な問題や葛藤が生じてきます。
しかし、全ての商売はお客様がいなければ成り立たないわけですから、「お客様あっての自分」というスタンスを崩すことは、ビジネスそのものを否定することになると思います。
そんなことを改めて考えさせられた一日でした。

東京ムツゴロウ動物王国の真実

2007年01月19日

東京ムツゴロウ動物王国」をご存知ですか?中央高速の八王子インターからさらに30分ほど西に進んだ「東京サマーランド」の西端にある体験型テーマパークです。昨年10月に倒産が伝えられましたが、それは運営会社が倒産しただけで、ムツゴロウ動物王国はしっかりと、そして元気に営業しています。
本日はそんなムツゴロウ動物王国へバイオトイレのメンテナンスに出かけました。ここで働いているスタッフは皆さん笑顔が素敵で、優しい人達ばかりです。あきる野市という東京の中でも田舎(失礼!)という環境をうまく利用して、自然そして動物と触れ合える環境を提供してくれています。まさに癒しの空間です。仕事にいったんだか、癒されに行ったんだか分かりませんね。。。
またここのスタッフが持ち回りで書いているブログは動物への愛着が溢れていて、内容的にも非常に楽しいです。お時間がある方はぜひご覧になってみてください。

ブログを開始します

2007年01月08日

本日からブログを開始します。
バイオトイレサンツールを製造・販売する株式会社東京サンツールの代表取締役として、トイレに関する情報から日々の雑感まで、様々な情報を定期的に発信していきたいと考えています。もしこのブログを見ていただいた方からコメントをいただければ、それに関しての話題などで盛り上げていければ嬉しいです。

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