「バイオトイレ」サンツール

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水を使わない「バイオトイレ」サンツール
未来のこどもたちへ きれいな水と、きれいな環境をのこす 地球にやさしいトイレです。

愛知県半田市

2007/09/13

設置場所 : 愛知県半田市 アイシン精機株式会社半田工場内

タイプ : LOGW-60ST型

アイシン精機半田工場内の環境教育施設

今回はアイシン精機株式会社半田工場内にある子供向け環境教育施設「エコトピア」のトイレとして、バイオトイレ「サンツール」のLOG-W-60ST型 (小便器・手洗器付き)を採用いただきました。

抜群のコストパフォーマンス

エコトピアは、子供たちが自然の役割やリサイクルなどの環境について体験しながら学べる教育施設で、自動車のブレーキ部品などを製造しているアイシン精機半田工場敷地内にある、面積1万平方メートル(25メートルプール25個分)の広い施設です。 製材所などで排出される事業ごみのオガクズを利用して便を処理し、最終的に堆肥として土に帰すことができるバイオトイレ「サンツール」が、この施設のコンセプトと合致したことで設置されることになりました。


環境教育にも貢献
私たち大人もそうですが、子供たちは排便後の汚水がどのように処理されているか、気にすることはほとんどないと思います。実際には、お風呂や台所などの生活廃水などと一緒に下水道などのインフラを経由し、汚水処理場で環境に問題ないレベルまで浄化した後、川などに放流されています。
近年この処理場への負荷が高まっており、私たちは「このまま水洗で汚水を処理し続けることが、果たして未来の子供たちへの財産になるのか?」疑問を持ち続けています。
今回のアイシン精機「エコトピア」への導入は、子供たちが自分たちの未来に関わる水、そしてトイレの問題を真剣に考えるきっかけとして、環境教育の面で大いに貢献しています。


太陽電池による一部電力の供給
また今回は「サンツール」初の試みとして、トイレ内外の照明をバイオトイレの屋根に設置した太陽電池で供給しています。この太陽電池はアイシン精機が開発中の「色素増感型」太陽電池で、植物の光合成のしくみを転用して、太陽の光が当たると電気を生み出す特別な色素を使った新しいタイプの太陽電池です。一般的に使用されている「シリコン結晶」タイプと比べて値段が安く、製造時の環境負荷が少ない一方、同面積で発電できる量が少ないため、現在も継続して開発を続けているそうです。
この太陽電池でトイレに必要な電力の一部をまかなうことで、環境への負荷を軽減することに貢献しています。


電力不要で使えるバイオトイレへ
今回のように、バイオトイレの屋根に太陽電池を設置することで電力の一部をまかなうことは可能ですが、バイオトイレ本体に内蔵されているモーターやヒーターで使用される電力(D-30型1基で570W)の全てをまかなうには至っておりません。
「サンツール」に必要なすべての電力を確保するには、現在販売されている発電効率が高い太陽電池であっても、かなり大掛かりな設備(単純計算で50㎡程度)が必要になります。「太陽電池で使用可能」と謳っているバイオトイレもありますが、実際には発電効率が低くヒーターへの電力供給が弱いため、本来の性能を発揮できない場合がほとんどです。
しかし山のトイレなどでは電力が無い場所も多く、「電気が無くても使えるバイオトイレを作って欲しい」というご要望も多くあります。「お客様の様々な条件に対応したトイレを適正な価格で提供する」ことが「サンツール」の最重要テーマです。現在当社では、大学の研究室と電力不要のバイオトイレを作る共同実験を重ねております。一日でも早く電力不要のバイオトイレをご提供できるよう、今後も開発努力を続けてまいります。



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